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四徳よんとく四毒よんどく)とは

「小麦」「植物油」「乳製品」「甘いもの」は四毒よんどくといわれています。

控えることで変化を感じる方も、断つことで変化を感じる方もいます。

日々の食を見直すこと自体が、カラダへの「小さな徳積み」調和庵では四毒のことを四徳よんとくとも呼んでいます。

この四つには共通点があります。いずれも脾(消化・運化を司る機能)に負担をかけ、体内に湿を溜まりやすくする性質があるとされています。

自分に合った形で、試してみてください。

四徳(四毒)に該当するすべての食材を網羅したものではありません。食材の選び方や個別の体質については、お気軽にご相談ください。

小麦・グルテン系
調和庵からの見解

現代の食生活では、加工食品や麺・パン類を通じてグルテンに触れる機会が増えています。品種の変化、加工時の添加、日常的な摂取量の増加など、複合的な要因が重なっていると考えられています。グルテンは腸の粘膜に影響しやすく、湿痰・気滞体質の方は特に消化への負担を感じやすい場合があります。日常的に多く摂取しているようであれば、一定期間見直してみることも一つの手がかりになります。

+ 詳しくはnoteで グルテンフリーが流行る本当の理由

パン・うどん・ラーメン・パスタ・餃子の皮・天ぷら粉・カレールウ・クッキー・ケーキ など

原材料表示で「小麦・小麦粉・グルテン・デュラム小麦・セモリナ」と書かれているものが該当します。

主食・パン類
食パン
菓子パン 甘い物も
甘いものも同時に含む
フランスパン
クロワッサン 乳製品も
バターを多く含む
ベーグル
ナン
トルティーヤ(小麦)
コーンタイプはグルテンフリー
ピザ 乳製品も
チーズを含む
主食・麺類
パスタ・スパゲッティ
ラザニア 乳製品も
チーズ・ホワイトソースも含む
うどん
そうめん・ひやむぎ
ラーメン・中華麺 植物油も
スープに植物油を多く含むことがある
つけ麺
焼きそば 植物油も
ワンタンの皮
餃子の皮
春巻きの皮
揚げ物・衣
天ぷら粉
唐揚げ粉
パン粉
打ち粉(小麦粉)
お菓子
クッキー 甘い物も 乳製品も
甘いもの・乳製品も同時に含む
ビスケット 甘い物も
甘いものも同時に含む
ケーキ 甘い物も 乳製品も
甘いもの・乳製品も同時に含む
マフィン 甘い物も 乳製品も
甘いもの・乳製品も同時に含む
ドーナツ 甘い物も 植物油も
揚げているものは植物油も含む
ワッフル 甘い物も 乳製品も
甘いもの・乳製品も同時に含む
カステラ 甘い物も
甘いものも同時に含む
バウムクーヘン 甘い物も 乳製品も
甘いもの・乳製品も同時に含む
クラッカー
プレッツェル
加工食品
カレールウ 植物油も
植物油脂も同時に含む
シチュールウ 植物油も 乳製品も
植物油・乳成分も含む
ホワイトソース 乳製品も
乳製品も同時に含む
グラタンソース 乳製品も
乳製品も同時に含む
とろみのあるソース類
市販品は小麦でとろみをつけていることが多い
ハンバーグ(市販)
つなぎに小麦粉・パン粉を使用することが多い
原材料表示のチェックワード
小麦 小麦粉 強力粉 薄力粉 デュラム小麦 セモリナ グルテン
大麦 グルテン系
小麦 グルテン系
ライ麦 グルテン系
植物油
調和庵からの見解

植物油全般は、リノール酸(オメガ6系脂肪酸)が過剰になりやすく、からだの巡りに影響することがあります。東洋医学的にも脂っこいものは湿を生じやすいとされています。ナッツ類(クルミ・ピーナッツなど)も脂質が多く、体質によっては控えた方が変化を感じやすい場合があります。調和庵では、油を使わない調理を基本とし、使用する場合も精製されていない動物性の油を少量にとどめることをお伝えすることがあります。

+ 詳しくはnoteで 「植物性だから安心」は本当か——植物油と慢性炎症の話

揚げ物全般・ドレッシング・マヨネーズ・スナック菓子・マーガリン・ショートニング・コンビニ惣菜・冷凍食品 など

原材料表示の「植物油脂・食用油脂・ショートニング・マーガリン」は特に注意が必要です。

液体油
キャノーラ油(菜種油)
リノール酸が多い。日本で最も流通量が多い
大豆油
サラダ油の主原料
コーン油
ひまわり油
リノール酸が特に多い
サフラワー油
リノール酸が特に多い
綿実油
米油
植物油の中では比較的バランスが良いが量に注意
ごま油
風味づけに少量使うぶんには問題が少ない
オリーブオイル
オメガ9系でリノール酸は少ないが植物油であることには変わりない
パーム油
加工食品・菓子類に広く使われる
パーム核油
ココナッツオイル
中鎖脂肪酸が多いが植物油であることには変わりない
加工油脂
マーガリン
トランス脂肪酸を含む場合がある
ショートニング
パン・菓子類に広く使われる
ファットスプレッド
マーガリンより油脂含量が低い
食用植物油脂
原材料表示でこの表記がある場合は種類が特定しにくい
調理・加工食品
揚げ物全般
外食・惣菜は油の種類・量が不明なことが多い
ポテトチップス
スナック菓子
マヨネーズ
ドレッシング(市販)
ノンオイルでも添加物が多い場合がある
カレールウ グルテン系も
小麦も同時に含む
コンビニ弁当・惣菜
複数の四徳を同時に含むことが多い
冷凍食品
原材料表示のチェックワード
植物油脂 食用植物油脂 ショートニング マーガリン ファットスプレッド
アボカド 植物油
えごま 植物油
亜麻仁油 植物油
オリーブオイル 植物油
ごま油 植物油
なたね油 植物油
乳製品
調和庵からの見解

乳製品は東洋医学的に「湿」を生じやすい食品として位置づけられることがあります。湿痰・痰飲体質の方はとくに、だるさやむくみ、消化の重さを感じやすい場合があります。全ての方に当てはまるものではありませんが、一定期間見直してみることも一つの手がかりになります。

+ 詳しくはnoteで 日本人と乳製品——「体に良い」は誰のための話か

牛乳・ヨーグルト・チーズ・バター・生クリーム・ホワイトソース・チョコレート・ホエイプロテイン など

原材料表示で「乳・脱脂粉乳・全粉乳・ホエイ・カゼイン・乳糖・乳清」と書かれているものが該当します。

乳製品そのもの
牛乳
ヨーグルト
加糖タイプは甘いものも同時に含む
チーズ
バター
生クリーム
アイスクリーム 甘い物も
甘いものも同時に含む
練乳 甘い物も
甘いものも同時に含む
スキムミルク
原材料表示では脱脂粉乳と記載されることが多い
乳を含む加工食品
ホワイトソース グルテン系も
小麦も同時に含む
グラタン グルテン系も
小麦も同時に含む
シチュー グルテン系も
ルウに小麦が含まれることが多い
チョコレート 甘い物も
甘いものも同時に含む
ホエイプロテイン
乳由来のたんぱく質
ケーキ グルテン系も 甘い物も
小麦・甘いものも同時に含む
菓子パン グルテン系も 甘い物も
小麦・甘いものも同時に含む
原材料表示のチェックワード
生乳 脱脂粉乳 全粉乳 ホエイ カゼイン 乳糖 乳清
牛乳 乳製品
チーズ 乳製品
ヨーグルト 乳製品
バター 乳製品
甘いもの
調和庵からの見解

「甘いもの」には精製された砂糖だけでなく、日本で流通している多くの果物・はちみつ・甘酒・みりんなども含まれます。東洋医学的に甘味は脾(消化機能)に働きかけやすく、過剰になると脾を弱らせやすいとされています。疲れやすさや気力の低下が気になる方は、甘いものの種類と量を全体的に見直してみることも一つの手がかりになります。

+ 詳しくはnoteで 甘いものが手放せないのは、意志が弱いからじゃない

お菓子全般・ジュース・炭酸飲料・スポーツドリンク・はちみつ・ドライフルーツ・加糖コーヒー など

原材料表示の「果糖ぶどう糖液糖・水あめ・異性化糖」は精製度が高く特に注意が必要です。

砂糖類
上白糖
精製度が最も高い
グラニュー糖
精製度が高く吸収が速い
黒糖
ミネラルを含むが糖質であることに変わりない
三温糖
てんさい糖
オリゴ糖を含むが糖質量は高い
はちみつ
天然だが糖度は高い。体質によって扱いが異なる
メープルシロップ
水あめ
加工食品に広く使われる
異性化糖
清涼飲料水・加工食品に多い
果糖ぶどう糖液糖
精製度が高く中性脂肪になりやすい
菓子類
チョコレート 乳製品も
乳製品も同時に含む
キャラメル 乳製品も
乳製品も同時に含む
クッキー グルテン系も 乳製品も
小麦・乳製品も同時に含む
ケーキ グルテン系も 乳製品も
小麦・乳製品も同時に含む
プリン 乳製品も
乳製品も同時に含む
ゼリー
アイスクリーム 乳製品も
乳製品も同時に含む
甘い飲み物
ジュース・果汁飲料
100%果汁でも糖度は高い
炭酸飲料
果糖ぶどう糖液糖を多く含むことが多い
スポーツドリンク
糖質・塩分のバランスに注意
乳酸菌飲料 乳製品も
乳製品・糖分を同時に含む
加糖コーヒー
缶・ペットボトルは糖量が多い
加糖紅茶
ペットボトルは糖量が多い
果物(代表例)
バナナ
果物の中でも特に糖度が高い
ぶどう
マンゴー
いちじく
りんご
みかん
スイカ
水分が多く糖度は控えめだが果糖を含む
さくらんぼ

果物全般が該当します。熟したもの・甘みの強い品種ほど糖度が高くなります。レモンは品種によっては糖度が高いものもあるため注意が必要です。アボカドは少量であれば問題ありませんが、脂質が多いため食べすぎには注意してください。

果物・加工品
干し芋
水分が抜けて糖が凝縮される
ドライフルーツ
水分が抜けて糖が凝縮される
ジャム
人工甘味料
スクラロース
砂糖の600倍の甘さ。腸内細菌への影響が指摘されている
アスパルテーム
フェニルアラニンを含む。体質によっては注意が必要
アセスルファムK
スクラロースと組み合わせて使われることが多い
サッカリン
最も古い人工甘味料のひとつ
ステビア
植物由来だが高度に精製されたものが多い

カロリーゼロでも甘味受容体を刺激するため注意が必要です。腸内環境への影響やインスリン反応を引き起こす可能性が指摘されています。原材料表示で「甘味料(スクラロース)」などと記載されています。

人工甘味料を含む食品
ゼロ系飲料
複数の人工甘味料を組み合わせて使用していることが多い
ダイエット食品
カロリーオフ・糖質ゼロの表示がある加工食品全般
ガム
シュガーレスガムにはソルビトール・キシリトールなどの糖アルコールも含む
グミ
ノンシュガー表記でも甘味料を含む
原材料表示のチェックワード
砂糖 果糖ぶどう糖液糖 異性化糖 水あめ ぶどう糖 液糖
甘い物
すいか 甘い物
なし 甘い物
ぶどう 甘い物
みかん 甘い物
もも 甘い物
いちご 甘い物
いちじく 甘い物
りんご 甘い物
キウイフルーツ 甘い物
きんかん 甘い物
クランベリー 甘い物
グレープフルーツ 甘い物
ココナッツ 甘い物
さくらんぼ 甘い物
ざくろ 甘い物
すもも 甘い物
パイナップル 甘い物
バナナ 甘い物
パパイヤ 甘い物
びわ 甘い物
ブルーベリー 甘い物
プルーン 甘い物
マンゴー 甘い物
メロン 甘い物
ゆず 甘い物
レモン 甘い物
なつめ 甘い物
さとう 甘い物
はちみつ 甘い物
次のステップへ

四徳(四毒)を意識し始めると、食の選び方が自然と変わっていきます。
添加物・農薬・化学肥料・除草剤・遺伝子組み換え——
これらも、四徳(四毒)の次に見直したい要素として知られています。
まずは四徳(四毒)から。

五性 / 五味
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