「小麦」「植物油」「乳製品」「甘いもの」は四毒といわれています。
控えることで変化を感じる方も、断つことで変化を感じる方もいます。
日々の食を見直すこと自体が、カラダへの「小さな徳積み」調和庵では四毒のことを四徳とも呼んでいます。
この四つには共通点があります。いずれも脾(消化・運化を司る機能)に負担をかけ、体内に湿を溜まりやすくする性質があるとされています。
自分に合った形で、試してみてください。
四徳(四毒)に該当するすべての食材を網羅したものではありません。食材の選び方や個別の体質については、お気軽にご相談ください。
現代の食生活では、加工食品や麺・パン類を通じてグルテンに触れる機会が増えています。品種の変化、加工時の添加、日常的な摂取量の増加など、複合的な要因が重なっていると考えられています。グルテンは腸の粘膜に影響しやすく、湿痰・気滞体質の方は特に消化への負担を感じやすい場合があります。日常的に多く摂取しているようであれば、一定期間見直してみることも一つの手がかりになります。
パン・うどん・ラーメン・パスタ・餃子の皮・天ぷら粉・カレールウ・クッキー・ケーキ など
原材料表示で「小麦・小麦粉・グルテン・デュラム小麦・セモリナ」と書かれているものが該当します。
植物油全般は、リノール酸(オメガ6系脂肪酸)が過剰になりやすく、からだの巡りに影響することがあります。東洋医学的にも脂っこいものは湿を生じやすいとされています。ナッツ類(クルミ・ピーナッツなど)も脂質が多く、体質によっては控えた方が変化を感じやすい場合があります。調和庵では、油を使わない調理を基本とし、使用する場合も精製されていない動物性の油を少量にとどめることをお伝えすることがあります。
揚げ物全般・ドレッシング・マヨネーズ・スナック菓子・マーガリン・ショートニング・コンビニ惣菜・冷凍食品 など
原材料表示の「植物油脂・食用油脂・ショートニング・マーガリン」は特に注意が必要です。
乳製品は東洋医学的に「湿」を生じやすい食品として位置づけられることがあります。湿痰・痰飲体質の方はとくに、だるさやむくみ、消化の重さを感じやすい場合があります。全ての方に当てはまるものではありませんが、一定期間見直してみることも一つの手がかりになります。
牛乳・ヨーグルト・チーズ・バター・生クリーム・ホワイトソース・チョコレート・ホエイプロテイン など
原材料表示で「乳・脱脂粉乳・全粉乳・ホエイ・カゼイン・乳糖・乳清」と書かれているものが該当します。
「甘いもの」には精製された砂糖だけでなく、日本で流通している多くの果物・はちみつ・甘酒・みりんなども含まれます。東洋医学的に甘味は脾(消化機能)に働きかけやすく、過剰になると脾を弱らせやすいとされています。疲れやすさや気力の低下が気になる方は、甘いものの種類と量を全体的に見直してみることも一つの手がかりになります。
お菓子全般・ジュース・炭酸飲料・スポーツドリンク・はちみつ・ドライフルーツ・加糖コーヒー など
原材料表示の「果糖ぶどう糖液糖・水あめ・異性化糖」は精製度が高く特に注意が必要です。
果物全般が該当します。熟したもの・甘みの強い品種ほど糖度が高くなります。レモンは品種によっては糖度が高いものもあるため注意が必要です。アボカドは少量であれば問題ありませんが、脂質が多いため食べすぎには注意してください。
カロリーゼロでも甘味受容体を刺激するため注意が必要です。腸内環境への影響やインスリン反応を引き起こす可能性が指摘されています。原材料表示で「甘味料(スクラロース)」などと記載されています。
四徳(四毒)を意識し始めると、食の選び方が自然と変わっていきます。
添加物・農薬・化学肥料・除草剤・遺伝子組み換え——
これらも、四徳(四毒)の次に見直したい要素として知られています。
まずは四徳(四毒)から。